デジタル化が進む社会ですが、住所・氏名やメモなど文字を書く機会はまだまだあります。
達筆まではいかなくとも、5つのコツを覚え練習すれば、誰でもきれいな文字は書けます。
- 文字をきれいに書くコツ
- 文字をきれいに書く練習方法
汚い文字を書いて恥ずかしい・・・なんて思いをしたくない方に「文字をきれいに書くコツ」をご紹介!
文字をきれいに書くコツ

「とめ」「はね」「はらい」
小学生でも習う当たり前のことですが、「とめ」「はね」「はらい」をしっかり書くこと。
とはいえ普段の生活で1文字ごと時間をかけて書くことは難しいです。
まずは、時間に余裕がある書類や、スキマ時間を見つけて練習して習慣づけましょう。
そのうち早く書いても無意識に「とめ」「はね」「はらい」が書けるようになります。
文字のバランス
「とめ」「はね」「はらい」ができていても、「文字のバランスが悪い」と汚く見えます。
本やパソコンなど何でも良いので、活字の文字バランスを良く見て、マネしてみましょう。
漢字は似ている構成の文字が多く、全ての文字を覚えなくても、応用がききます。
まずは1文字ずつバランスの良い文字を書けるように練習しましょう。
ただしい書き順
書き順は前述した「とめ」「はね」「はらい」や文字バランスが書きやすいように考えられています。
(基本的に右利きに対してではありますが・・・)
そのため、ただしい書き順はキレイな文字を書くために重要なポイント。
文字バランスと同様に、書き順もある程度パターン化が可能です。
簡単な漢字から練習していけば、全ての漢字を覚える必要はないでしょう。
文字の大きさ
文字を書く時は、漢字:ひらがな:カタカナの比率を「10:7:8」が理想とされています。
文章を書く時は、この比率を意識して書くだけでも見ためがかなり良るので試してみて下さい。
文字の大きさを意識するだけですので、ご紹介するコツの中でもすぐに取り入れやすいです。
ライン
縦書きの場合は「中央」、横書きの場合は「中央」or「下段」に揃えるときれいに見えます。
書類などはたいていの場合、マス目や罫線があるので比較的揃えやすいでしょう。
ノートの場合は無地だと最初は難しいので、マス目や罫線付きノートを使って練習する方が無難です。
練習を続けるうちに無地ノートでも、ラインが揃えて書けるようになってきます。
文字をきれいに書く練習方法

きれいな字をマネする
字を書くことに限りませんが、上達するためには上手な人のマネをすることが大切。
字の場合は、本やパソコンなどでお手本にすべき文字が山のように見つかります。
自分がきれいだと思う字を「マネして書く」→「比べる」をとにかく繰り返しましょう。
パソコンの場合はWordなどで「教科書体」が含まれる字体だと書く文字に近くお手本にしやすいです。
通信教育を受ける
独学で頑張るのも良いですが、通信教育を利用すれば、きれいな文字を書くまでの時間短縮につながります。
覚えるべき文字や、1文字ごとに書くコツなどが解説されているのでとにかく効率が良いです。
本で勉強するよりは費用がかさみますが、以下のような利点があるのでおすすめです。
- 自宅で周りの目が気にならない
- いつでも辞めやすい
本で勉強する
文字をきれいに書くための本がたくさん出版されています。
良く書く文字や基本パターンなど1文字ずつ丁寧に説明がされていて、安価に勉強ができます。
一人での勉強となるので、ある程度自制心をもって取り組む必要があるでしょう。

書道教室に通う
近所の書道教室に通うのも一つの方法。
最近は書道教室自体が少ないですが、硬筆を教えてる教室もあるので、まずは問い合わせ!
費用は教室によって異なるので、通信教育と内容&価格を比較して検討しましょう。
まとめ
文字をきれいに書くコツは下記の5つ!
- 「とめ」「はね」「はらい」をしっかり書く
- 文字のバランスを意識する
- 正しい順序で書く
- 文字サイズは「漢字:カタカナ:ひらがな」=「10:8:7」
- 縦書きは「中央」、横書きは「中央」or「下段」にラインを揃える
練習はきれいな文字をマネすることが大切で、本やパソコンできれいな文字を探してマネしよう!
「教材本」や「通信教育」を使った練習が筆者としてはおすすめですが、近所の「書道教室」や「独学」も悪くないでしょう。
この記事を読んであなたがきれいな文字を書けるようになる手助けができていれば幸いです。