バレットジャーナルの書き方とページ構成|誰でも使えるノート整理術

ノートも電子化が進んでいますが、書きごごちや手軽さなど、まだまだ手書きの良さは健在です。

ただ、手書きノートをもう少しだけ使いやすく整理したい・・・。と感じる方も多いでしょう。

その悩みを解決するべく様々なノート術がありますが、この記事ではバレットジャーナルをご紹介します。

【記事の内容】
  • バレットジャーナルとは
  • バレットジャーナルの書き方
  • バレットジャーナルをアレンジ
目次

バレットジャーナルとは

バレットジャーナルって何?

バレットジャーナルの特徴は以下のとおりです。

  • カレンダー、箇条書き、メモの複合ノート術
  • 「・」や「□」などの記号を使い管理
  • 簡単で整理しやすい

元々はアメリカの学習障害をもつ方が考案したノート術のため、誰でも使いやすく、日本でもバレットジャーナルのおすすめ本が多数出版されています。

書籍でバレットジャーナルの書き方を学ぶのもいいですが、この記事なら無料で書き方も分かるので、まずはお試しください。

ちなもにバレットジャーナル=「Ballet(英語で・を意味)」「journal(日記)」が語源です。

どんなノートのまとめ方?

基本的にバレットジャーナルは4つの構成となります。

ページ構成
INDEX(目次)

メモなどをページ数で管理

ページ構成
Future Log(年間スケジュール)

日付は決まっていない大まかな予定を書く欄

ページ構成
Monthly Log(月間スケジュール)

日付がきまっている主な予定を書く欄

ページ構成
Daily Log(毎日のやることを箇条書き)

毎日のやることを細かく箇条書きする欄(To do list)

この記事ではさらに使いやすいように、基本構成に「KEY List」「Weekly」を加えた6つの構成としてご説明します。

自分の使い方に合わせて不要な構成は省き、他に必要な構成を取り入れましょう。

バレットジャーナルの構成

INDEX(目次)

バレットジャーナルはINDEX(目次)から始まります。

メモやノートは最初から構成を決められないため、ページ順序を整理できず見たい内容を探すのに時間がかかるのが手書きノートの悩み。

その悩みを解決してくれるのがINDEX、つまり目次です。

ページ番号を振って最後に目次に追加することで、ページ順序はバラバラでも目次の中で整理できていれば必要なメモをすぐに読み返すことができます。

KEY(記号)

バレットジャーナルはもともと箇条書きを前提としているため、「・」のような記号を使います。

記号に意味をもたせることで、メモの種類を視覚的に素早く認識できるのが利点です。

たとえば、□や〇のような記号に意味を決めておくことで、ただの覚え書きなのか、タスクなのかを瞬時に判断できます。

記号は何でもいいのですが、覚えやすい記号を使う方が効率的です。

Future Log(年間スケジュール)

月ごとのおおまかなスケジュールやメモの記録場所で、日付が決まっていない予定をメモするのに重宝します。

たとえば、私の場合は書くことが多いので、見開きで4か月分にするのが使いやすいです。

日付が決まらない予定が少ない方は見開きで1年間分でも見やすくて使いやすいでしょう。

Monthly Log(月間スケジュール)

おなじみの月間カレンダーで、日付が決まっていて詳細を書く必要がない予定を書き込みます。

たとえば「○○時から打ち合わせ」「○○さん訪問」などを書いておくといいでしょう。

個人的にはMonthly Logは必ず使った方が良い構成のひとつだと考えています。

Weekly Log(週間スケジュール)

好みに応じてWeekly Log(週間スケジュール)をいれるのもいいでしょう。

時間単位で管理したい方にはMonthlyよりもWeeklyの方が向いています。

ただし、Daily Logと被る部分もあり、ノートがかさばってしまうのが難点でしょうか。

Daily Log(毎日のTodoリスト・メモ)

バレットジャーナルはDaily Logありきのノート術なので必須構成。

日ごとにTodo、予定、日記メモなどの記録に使い、前述のKEYをつかって予定やメモを管理していきます。

バレットジャーナルと呼べるかが微妙になりますが、このDaily Logが不要なかたはWeekly Logだけでも良いかもしれません。

【アレンジ】筆者のバレットジャーナル

ルーズリーフを利用

バレットジャーナルはどんなノートでも使えるのが特徴ですが、個人的にはルーズリーフを使うのが一番のおすすめです。

ルーズリーフがおすすめな理由

・印刷で自分好みのテンプレートをつくれる
・枚数が増えてきたら不要なメモは外せる

テンプレートを印刷して使うことで、カレンダーなど日付を書く手間が省けます。

また、余白やサイズ感を調整できるのもおすすめの理由です。

テンプレート作成

前述したようにテンプレートを作ることで、カレンダーの日付を書いたりする手間が省けます。

それだけでなく、自分の好きな形にデザインできるのが魅力

通常のプリント用紙に印刷し、専用機器(安価です。)で穴をあける事でルーズリーフとして使えます。

まとめ

バレットジャーナルは「スケジュール」「タスク」「メモ」を整理するのに向いているノート術。

4つのセクションからページ構成が成り立っています。

  1. 目次
  2. 年間スケジュール
  3. 月間スケジュール
  4. 毎日のタスク

この他に「週間スケジュール」「記号一覧表」「メモ専用ページ」などを設けても良いです。

おすすめはルーズリーフを使うことでテンプレートを自作すればさらに使いやすさが向上するでしょう。

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