※たいへん多くの方にこの記事を読んで頂いており、さらに読みやすいように情報を更新しました。(2023.02.22)
ノートやメモ帳は、仕事や生活の中で欠かせないアイテムの一つ。
覚え書き、情報整理、人への伝言など使い方はさまざまです。
最近では、タブレットや電子ノートで書き心地が良いものも多く、デジタルとアナログノートどっちを使うか悩ましい問題です。
私自身は「利用シーンでノートを使い分け」していて、それぞれ特徴を活かせるのでおすすめ。
しかし、仕事や生活スタイルは人により異なるので、私の利用方法をそのまま伝えても上手く馴染まないでしょう。
この記事では、デジタルとアナログノートの特徴をまとめたので、あなたに合うノートの使い分けを考えてみて下さい。
参考程度に電子ノートと紙ノートのおすすめ利用例も紹介しています。
1分で読む記事まとめ
製品により差はありますが、電子ノートと紙ノートを項目別に比べてみました。
比較項目 | 電子ノート | 紙ノート |
---|---|---|
おすすめ製品例 | 「富士通 クアデルノ」 | 「銀座伊東屋 ZEQUENZ」 |
初期コスト | △ | ◎ |
書き心地 | △~○ | ◎ |
自由度 | ○ | ◎ |
図表の書きやすさ | ◎ | △ |
持ち運びやすさ | ◎ | △ |
セキュリティ・秘匿性 | ◎ | × |
整理しやすさ | ◎ | △ |
表をみると電子ノートが優秀ですが、やはり気になる点はコストでしょう。
これらの特徴から使いやすい利用シーンを考えてみました。
電子ノート | 紙ノート |
---|---|
・内容別にノートを整理したい時 ・移動がおおい仕事や生活の場合 ・訂正や編集が多い場合 ・人に見せたくない日記やメモ | ・授業や資格の勉強 ・直筆を残したい日記など ・電子機器が使えない仕事 ・書き心地を最優先したい場合 |
デジタル管理する場合、iPadやAndroidタブレットが一番便利ですが、高価なので手がでない・・・。
電子ノートで個人的なおすすめは、富士通「QUADELNO」かSHARP「WG-PN1」。
紙ノートは高くても2000円前後のものが多く、ビジネスマンなら少し奮発してZEQUENZやモレスキンなどの外装がきれいで長持ちする高級ノートを持ちたいところですね。
さて、ここからはもう少し詳しくまとめた情報を書いていきます。
ノートの種類
ノートの分類

ノートを大きく分類すると「電子(デジタル)」と「紙(アナログ)」に分かれます。
最近は電子ノートの種類が増えて、「富士通 クアデルノ」のように機能性や書き心地も日々進化しています。
一方の紙ノートもシェアを奪われまいと、創意工夫された商品が増えていますね。
この記事では商品説明は置いておき、特徴を理解するために、まずは電子&紙ノートの種類を紹介します。
電子ノート

電子ノートは、同じ種類でも製品によって価格や性能がピンキリです。
スマートノートは、まだ認知度が低めですが、個人的に利用してみたいと考えています。
電子ペーパー(製品例) | E-ink構造など、書き心地や機能性を追求 |
スマホ/タブレット(製品例) | アプリとスタイラスペンを利用 |
電子メモパッド(製品例) | 保存はできないが、安価で使いやすい |
スマートノート(製品例) | 専用紙に書いた内容が自動でデータ化 |
紙ノート

紙のノートはご存知のとおりですが、電子ノートに負けじまいと製品のバリエーションは昔よりも増えています。
電子ノートのメリット&デメリット
電子ノートのメリット
電子ノートのメリットはかなり多いので、特徴的なものを書きます。
- 持ち運びが便利
- ページや内容を検索可
- 整理や編集がしやすい
- 図や表を速くきれいに書ける
- 大量のページを半永久的に保存可
- セキュリティや秘匿性が高い
- 端末連携で場所を選ばない
電子ノートのデメリット
電子ノートもメリットだけではなく、デメリットもやはりあります。
その中でも「書き心地」と「初期コスト」は気になるところですよね。
- 書き心地に違和感
- 初期コストが高い
- 記憶がしづらい
- 起動にひと手間ある
- 充電など定期メンテナンス
紙ノートのメリット&デメリット
紙ノートのメリット
電子ノートが進歩しているとはいえ、紙ノートもまだまだ負けていません。
- 書き心地がいい
- 自由度が高い
- 記憶しやすい
- すぐにメモを取れる
- 初期コストが安い
ルーズリーフを自作してカスタマイズすると、メリットをさらに活かせるかもしれません。
紙ノートのデメリット
メリットの一方で、電子ノートが普及している理由がもちろんあります。
- 書く量が多いとかさばる
- どのページに書いたか忘れる
- 訂正や編集に手間がかかる
- 書いた後のページ整理が難しい
- 図や表を書くのに時間がかかる
デメリットを補うために、ノート術を利用して管理しやすくする手もあります。
電子&紙ノートのおすすめ使い分け

電子ノートのおすすめ利用例
- ①複数の内容を整理したい時
-
仕事で複数案件を抱えている方、学生の授業など内容別にノートを分けたい場合に便利。
後からでも整理できるのがポイントで、忙しい方には嬉しいところです。
- ②資料の補足やメモ
-
資料を端末にアップロードして、コメントを加えることも電子ノートなら可能。
また、図表も書きやすいので、打ち合わせなどメモを急ぐ時にも向いています。
- ③移動がおおい場面
-
営業や現場作業など移動が多い方にも軽くて時・場所を選ばず使えるのでおすすめ。
専業主婦(夫)などで家の出入りが多い場合にも、役に立つでしょう。
- ④見返すことがあるノート
-
仕事など数年前などのノートを見たい場合など、電子ノートなら比較的安心。
データ容量に納まるかぎり保存できるので、長期利用に向いています。
紙ノートのおすすめ利用例
- ①勉学など記憶する必要がある場面
-
人間は書いた位置など、映像として記憶することが多いです。
電子ノートだとスクロールなどで、位置が一定ではなく記憶しづらいと言われています。
勉学など記憶する必要がある場合には、紙ノートがおすすめです。
- ②電子機器が使えない
-
仕事内容によっては電子機器が使えない場合があります。
タブレットなどはカメラなども付いているので、秘匿性が高い業務には向きません。
- ③費用をかけたくない時
-
中にはノートに費用をかけたくない方もいると思います。
その場合は紙ノートをメインにし、補助としてスマホなどの無料アプリを利用すると良いでしょう。
さいごに
この記事はありがたいことに読まれている方が多く、嬉しい限りです。
そのため、読みやすいように何度も書き直して、やっと形になってきたのではないかと思います。
長文になっていますが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
ノートに関連する記事はたくさん書いているので、ぜひそちらの記事も確認してください。