コーヒー豆の挽き方|挽き目の特徴&ミルを画像付きで紹介

コーヒー豆の挽き方(挽き目)は一般的に5種類!ですが、はっきりした定義は無いことご存じですか?

【記事の内容】
  • 挽き方(挽き目)とその特徴
  • 挽き目に適したコーヒーミル
  • コスパ◎おすすめコーヒーミル

挽き目やコーヒーミルについて初心者でも分かりやすい画像付きで紹介!初めてご自身で豆を挽く方におすすめの記事です。

豆を初めて挽くときは「挽き目の違いがいまいち分からない」「どのミルを使えばいいのか・・・」と悩みがち。

それもそのはず・・・私もたくさん調べましたが情報源によって若干異なる定義がなされています。

そこで信頼できる情報源をもとに時間をかけて整理し、一般的な見解となるように本記事にまとめてみました。

参考にした情報源

社団法人全日本コーヒー協会 / 東日本コーヒー商工組合 / UCC上島珈琲株式会社

条件を少しずつ変えながら、自分の好みの味&挽き方を見つけましょう!

ちなみに私は「ハリオ MSS-1TB 」で挽き目を調節して楽しんでいます。「安価」「品質良し」「洗いやすい」の3拍子で個人的におすすめです。

時間が無い方はここだけチェック
  • 極細・細・中細・中・粗挽きの5つ
  • 細挽き濃厚!粗挽きすっきり!
  • 適したミル&抽出で美味しさUP
目次

コーヒー豆の挽き方(挽き目)

挽き目の特徴

挽き目はコーヒー豆の粒サイズ(粒度)で分類されますが、「正直そんなに味は変わらないでしょ・・・」と思いませんか?

私もそう思っていた一人です。・・・が、実際に飲み比べると一般人の味覚でもはっきり差があることがわかります。

仮に同条件で抽出(ドリップ)すると、粒度が細かいほど味が濃く、粒度が荒いほどすっきりした味わいに。

ちなみにコーヒーの濃さを数値化してくれる「ポケットコーヒー濃度計」が市販されていますが、高価で手が出ません。いずれ欲しい・・・。

特徴|極細挽き

極細挽きは上白糖に近い0.2mm程度の大きさ。

エスプレッソやカプチーノなどに適しており、ミルと抽出機が必要です。

同グラム数では表面積が多くなるので、味が濃厚になるのが特徴。

特徴|細挽き

細挽きは上白糖よりもやや粗い0.3~0.4mm程度のような大きさ。

道具を揃えやすいペーパドリップで濃厚なコーヒーが楽しめます。

特徴|中細挽き

グラニュー糖に近い0.5mm程度のやや粒が目立つ大きさ。

コーヒーメーカーやペーパードリップ向き。

苦み&酸味のバランスが良いので、市販コーヒーでも採用されています。

特徴|中挽き

ザラメよりもやや小さい0.8mm程度の大きさ。

「中」と書きますが分類としては粗いサイズ寄りです。

苦みが少ないすっきりした味なので、抽出時間が長いサイフォンなどに向いています。

特徴|粗挽き

ザラメのように1mm程度のはっきりと粒の角まで見える大きさ。

キャンプなどで好まれるパーコレータではこの挽き方がおすすめ。

中挽きよりもさらに苦みが抑えられ、酸味が強めの味になります。

挽き目別!おすすめコーヒーミル

自動コーヒーミル

コーヒーミル|極細挽き~中挽き

極細挽き~中挽きまで16段階の調節が可能な自動コーヒーミル「KG366J」。

Amazonのレビュー評価も高く、極細挽きができる自動コーヒーミルにしては安価でコスパが良い商品になります。

手入れしづらいとの意見もありますが、自動コーヒーミルで手入れ簡単な製品を見たことがないので、自動を選ぶのであれば妥協点でしょうか。

コーヒーミル|細挽き~粗挽き

いきなり高価なコーヒーミルは・・・。という方におすすめの「KG79J」。

カッター式であれば5000円以下とかなりお買い得。

価格が安いので仕方ない部分も多いですが、Amazonのレビューにはややマイナス評価が多めです。

まだそこまでコーヒーに精通していないけど、お手軽に自分で挽いたコーヒーを試してみたい!という方はぜひ。

手動コーヒーミル

手動で挽きたい方は「VKCHEF コーヒーミル」はいかがでしょうか。

メモリで調節ができるため、調節がしやすく初心者向き

最安価とはいきませんが、価格も抑えめのバランスがとれた商品です。

手動コーヒーミルの最高峰「Comandante(コマンダンテ)」

この価格でAmazonレビュー数の多さを見れば、人気は一目瞭然。

ですが、4万円台とお高いので、妥協を許せない本物志向の方におすすめ。

かくいう私も試したいですが、手が出ません・・・。

筆者愛用!おすすめミル

コーヒーミルを複数紹介してきましたが、ここまで読んで頂いた方だけにまずはコレ!という商品をお伝えしましょう。

私もコーヒーミルをいくつか試しましたが、コスパ良すぎます・・・。

壊れないので、今も使っているコーヒーミルです。

「HARIO(ハリオ)MSS-1TB」

  • 3000円以下と抜群のコスパ
  • 安価ながら造りはしっかり
  • ネジ調節で挽き目自在
  • 手入れしやすい

まとめ

コーヒー豆の挽き方は、定義こそ曖昧ですが、一般的には以下の5種類!

スクロールできます
挽き目粒度の目安淹れ方
極細挽き~上白糖(0.2mm)苦み・コク強いエスプレッソマシン
細挽き上白糖~(0.4mm)苦み・コク強めペーパー / ネル
中細引き~グラニュー糖(0.5mm)苦み・酸味バランス◎ペーパー / コーヒーメーカ
中挽き~ザラメ(0.8mm)苦み弱め・酸味強めコーヒーメーカ / サイフォン
粗挽きザラメ~(1.0mm)酸味強いパーコレータ / プレス

自動コーヒーミルなら「KG366J」、手動コーヒーミルなら「ハリオ MSS-1TB」、本格派は「Comandante」がおすすめ。

コーヒーの関する記事は随時更新していますので、読みやすい&分かりやすい!と感じて頂けた方はぜひ他記事もご覧ください!

動画が主流の中、ブログ記事を最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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